ビンテージ屋が作るオーダー家具

 

 

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

Unknown Furnitureではビンテージ品の販売や修理などを行なっていますが、ご依頼があり家具の製作を先日行いましたのでご紹介致します。

 

ご依頼内容は靴箱でしたが現行品でよくあるデザインでは無く、古いデザインで製作をしてほしいとの事でしたので1920年代頃の工場などで使われていたシューズラックを元にしました。

当時の実用品でしたので、過度な装飾は無く当時らしい雰囲気を出す為に木材は25mm角を使用して丸棒を多用したデザインにしています。

 

1920年代頃の家具はビスを隠す事はせず露出していましたので同じ様に今回も露出させ使用するビスはビンテージのマイナスビスとなります。

ちなみに当時のシューズラックはビスを使っている物は少なく、多くは釘でしたが流石に強度に不安がある為マイナスビスとダボで組み上げています。

 

 

サイズは大きくありませんが、パーツ数が多い為穴あけなどの加工はとても多いです。

位置出しと穴あけの精度が重要で少しでもずれてしまうと綺麗に組み上がりません。

 

元々修理などがメインの為、家具製作用の大きな工具などはありませんので全て手加工でしたのでとても緊張しました。

本当に少しでも手元が狂うと全てやり直しですやり直しが出来ない修理とは違った緊張でしたね。

 

一旦加工が完了したら、仮組みをして精度の具合を確認します。

 

 

仮組み時に問題がある場合はここで修正を行いますが、今回は特に問題ありませんでしたので分解して表面を整えていきます。

ビンテージ家具の場合は基本的に再塗装をしませんので表面をしっかりとペーパー掛けやカンナで削る事はしませんが今回はオーダー家具となる為、修理にはない工程となります。

 

ペーパー掛け、カンナ掛けが終わり次第圧着作業になります。

 

 

圧着用のクランプは沢山の種類があり、用途によって使い分けが必要です。

普段はお店で使っているのはクイックバークランプと呼ばれる物で、グリップを握るだけで圧着してくれるという優れものなのですが今回のオーダー家具にはパイプクランプを使っています。

 

ビンテージ品の多くは長年使われてきた物で、木材も様々な物が使われ柔らかい木や硬い木、変形している物から補修されている物など本当に様々です。

パイプクランプは非常に圧着力があるのですが、強すぎるが故にビンテージ品には向かず無理に圧着しようとすれば折れてしまったり破損の原因となる為、クイックバークランプを使っていたのですがオーダー家具は新たに製作となりますの強力な圧着力が必要となり新たに用意しました。

 

初めて使用しましたが、流石の圧着力です。

 

圧着完了後は塗装を行い完成となります。

 

 

イメージ通りに仕上がりました。

新しく製作をしていますので、ビンテージ感はありませんがデザインやディテールは当時を再現していますので何処と無く雰囲気は出ていると思います。

 

ご依頼があれば修理だけでは無く、オーダー家具も致しますので是非お問い合わせ下さい。

 

それではまた。

 

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