扇風機メンテナンスご依頼"1920s Electric Fan"

 

 

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

ブログなどで修理内容を載せている事で、実際に見ていただいた方から修理やメンテナンスをご依頼いただく事が増えてきました。

本日は1920年代頃の扇風機の作業をご紹介致します。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

今回のご依頼内容は、コード交換、内部、外部クリーニング、3速不動の修理となります。

 

私が今まで作業を行なってきた物は1940年代頃までの扇風機ばかりでしたので、1920年代の物は初めてとなりますので内部にとても興味があります。

コード交換、クリーニングは問題なく可能ですが、3速不動はなんとも言えません。

 

まずは分解しながら各部チェックしていきます。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

グリスはたっぷり残っていてコードも1920年代頃の物でありませんので、以前持っていた方がメンテナンスをしていた可能性が高いです。

ただ、コードの接続やグリスの硬化、内部の埃など実際に使うには不安ですのでやはりメンテナンスが必要です。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

内部のモーター付近は埃などがたまると危険ですので、取り外して綺麗にします。

モーターを外している所ですが、サビの固着が酷く取り外すのに非常に苦労しました。

 

こうなってくると潤滑剤を使いながら叩いて取り外すしか無いのですが、叩く場所や叩き方どんな道具を使うか重要です。

間違えてしまうと破損させたりモーターコイルの銅線が切れてしまいどうにもならなくなります。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

モーターコイルとの接続は切れずに残っていましたが、この部分をこの様に縛ったりする事はあまり宜しく無いので、新しく接続し直します。

このコード交換はとても気を遣う作業で間違った接続をしてしまうと羽がうまく回らなかったり、逆回転してしまいます。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

今回3速が不動との事でしたが、メンテナンス前に確認した所本当に若干動いているので、修理すれば治る可能性がありました。

その為、速度可変用のコイル付近も可能な限り分解をします。

 

ここも断線しない様に細心の注意が必要です。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

分解は完了しましたので、ここから各部磨きいていきます。

磨きはクリーニングとう意味だけではなく、接点を蘇らせるという意味でもとても重要です。

 

 

全体のクリーニングとモーター部分のコード交換が完了していますので、最後の風速調整の修理と速度可変用のコイルへのコード接続を行います。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

一番奥の端子が電源との接続担っています。

それ以外の1-3速までの端子に付いているコイルを取り外して、一つずつ抵抗のチェックや端子に取り付けての電源からの導通など色々な作業が必要です。

 

初期の状態で3速のみなぜか導通しておらず電源から1-2は導通しているという状態でした。

速度可変用のモーターコイルの位置を色々と調整した結果、1-3速動き速度も変わる様に直すことが出来ました。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

非常に古い為、振動などで若干の異音が出ますが問題なく使える様になりました。

 

これで扇風機のオーナー様のビンテージライフがより快適になったと思います。

 

全ての物が直せる訳ではありませんが、出来る限りの事は行いたいと思いますので大切にしているビンテージ品、アンティーク品のメンテナンスや修理が必要でしたらぜひご相談下さい。

 

それではまた。

 

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