使い方に決まりは無い

 

 

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

古い物に限った事ではありませんが、アイディア次第使い方を変えるととても便利になる物は多いです。

こちらのランプは本来ワーク用では無くベッドのヘッドボードに掛けて使われていた物です。

 

 

年代はさほど古く無くおそらく1970年代頃で素材はソケット周りがスチールで他の部分はプラスチックになります。

その為、重量は軽く挟み込む厚さが合っていればどんな場所でも使う事が出来、とても便利です。

 

 

 

横から見るとこんなスタイルになっていますが、設置方法は挟み込むのみでしっかりと固定出来る訳ではありませんが、挟み込むだけなので少し場所を変えて使ったり位置をずらして使う場所ではとても使い勝手がいいです。

現在は、特に何もつけていませんがゴムなどを一緒に挟む事で安定性が増します。

 

 

発光部分は色々な角度に調整出来るので、ピンポイントで光を当てる事が出来ます。

ただし、素材がスチール製の為W数の高い電球を使用すると非常に高温になり危険ですのでLED電球がおすすめです。

 

それではまた。

 

商品詳細はこちら→ WL-3 Clamp Lamp

 

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ドイツ製の照明器具

 

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

いつもはアメリカビンテージを扱っているのですが、本日はUnknown Furnitureでは珍しいドイツ製の照明をメンテナンスします。

 

こちらのランプはあまり市場に出回らないホスピタルランプで病院で実際に使われていた物になります。

実際に使われていた物だけあって汚れは酷くパーツも欠損していますので、手を加えてメンテナンスを進めていきます。

 

まずは、各部チャックです。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

構造自体はシンプルで中に難しい部分はありませんでしたが、ソケットが取り外されていて形状が特殊な為在庫しているソケットを取り付ける加工が必要です。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

パーツ数は多く組み立て時の向きなども決まっていますが、分解時にしっかりと記録しておけば問題ありません。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

磨きの作業をする前にスイッチが使えるのかを確認します。

通電チェックをしてみると反応が悪いので、一度分解してチェックです。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

特別状態が悪いわけでもなく磨耗も酷くないので、クリーニングで何とかなりそうです。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

クリーニング後に通電チェックをしたところ最初よりは反応が良いものの長く使っていると再度反応が悪くなりそうな不安がありましたので、分解までしましたが新しく交換することにしました。

ただ、同じ物はありませんので手持ちの物で加工をして取り付けます。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

右の物が新しく取り付ける物ですが、ゴールドは流石に雰囲気が合わない為手を加えます。

 

とりあえずスイッチが使えないとわかりましたので、次はソケット部分です。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

 

本来はこの先端に何かしらのソケットが付いていたのですが、紛失していますのでいつも使用しているソケットをつけられる様する為パーツを製作します。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

これ単体では何のパーツは不明ですが、先ほどの先端にこれを取り付ける事でソケットが固定できる様になります。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

ソケットの先端は後程になります。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

クリーニング完了。

 

これから組み立てをしていきます。

コードを通しながらの組み立てになるので、分解時に記録した手順で進めます。

この記録はとても重要でジョイントなどは同じパーツが使われている事も多いのですが、ビンテージ品に限っては同じに見えても磨耗などが部分毎に違っているので必ず分解した時と同じ組み立てをしないと動きが悪くなったり不具合が生じる可能性が高いです。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

スイッチ、ソケットも違和感なく組み付けができました。

 

同じ物が手に入らないので、色々と試行錯誤しながら直す為時間も手間も掛かります。

 

ヴィンテージホスピタルランプメンテナンス

 

完成。

 

それではまた。

 

商品詳細はこちら→ WL-13 Hospital Wall lamp

 

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当時の形を生かす

 

 

1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

お店で扱っているビンテージ品やアンティーク品はアメリカから仕入れているのですが、日本に到着するまでに破損してしまう事も少なくありません。

使用に支障がある場合はちゃんと直してから販売しますが、修理が行えなかったり修理をしてもその後破損する可能性がある時は思い切って形を変える事もあります。

 

こちらの照明は本来バスルームランプで壁用として使われる物ですが、致命的な破損がありスタンド型にカスタムしました。

 

1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト

 

本体を壁に取り付けてビス3点留めでシェードを固定するのですが、その内の1点に破損がありかつ修理後に再度破損する可能性が高かったので、シェード無しもしくは2点留めで使えるようにスタンド型にしました。

 

1940年代頃の物ですので、破損が全く無い物の方が珍しいです。

 

1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト

 

スタンド型なのでそのままでも使えなくは無いのですが、破損があったから置いて使うという安易な形になってしまう為、ベースを用意して実際にこの形で長年使われてきた照明というイメージでカスタムを行いました。

 

1940年というとすでに70年-80年経っていますので、それに合う為にベースはビンテージ屋らしく加工を行いました。

 

1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト

 

洗面台周辺に設置して使われていたので、ドライヤーなどが使える様に本体にもコンセントの差し込みがあります。

スタンド型にした事で照明機能プラス延長コードとしても使える為、現代であれば携帯電話などの充電やパソコンを使いながら充電したりととても便利です。

 

1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト

 

分かりやすくスタンドライトを付けていますが、本体に付いているボールチェーンスイッチは本体のみON/OFFの切り替えが可能で、コンセント側は常時通電となっています。

 

1940年代バスルームランプカスタムスタンドライト

 

シェードは付属していませんので、お好みの物をご用意いただければそのまま使う事が可能です。

今回は破損があった事でこの形にしましたが、個人的にこの形がとても気に入ったので今後バスルームランプが手に入ったらまた作って見たいと思います。

 

それではまた。

 

商品詳細はこちら→ SL-19 Art Deco Porcelain Stand Lamp

 

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ビンテージ屋が作るオーダー家具

 

 

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

Unknown Furnitureではビンテージ品の販売や修理などを行なっていますが、ご依頼があり家具の製作を先日行いましたのでご紹介致します。

 

ご依頼内容は靴箱でしたが現行品でよくあるデザインでは無く、古いデザインで製作をしてほしいとの事でしたので1920年代頃の工場などで使われていたシューズラックを元にしました。

当時の実用品でしたので、過度な装飾は無く当時らしい雰囲気を出す為に木材は25mm角を使用して丸棒を多用したデザインにしています。

 

1920年代頃の家具はビスを隠す事はせず露出していましたので同じ様に今回も露出させ使用するビスはビンテージのマイナスビスとなります。

ちなみに当時のシューズラックはビスを使っている物は少なく、多くは釘でしたが流石に強度に不安がある為マイナスビスとダボで組み上げています。

 

 

サイズは大きくありませんが、パーツ数が多い為穴あけなどの加工はとても多いです。

位置出しと穴あけの精度が重要で少しでもずれてしまうと綺麗に組み上がりません。

 

元々修理などがメインの為、家具製作用の大きな工具などはありませんので全て手加工でしたのでとても緊張しました。

本当に少しでも手元が狂うと全てやり直しですやり直しが出来ない修理とは違った緊張でしたね。

 

一旦加工が完了したら、仮組みをして精度の具合を確認します。

 

 

仮組み時に問題がある場合はここで修正を行いますが、今回は特に問題ありませんでしたので分解して表面を整えていきます。

ビンテージ家具の場合は基本的に再塗装をしませんので表面をしっかりとペーパー掛けやカンナで削る事はしませんが今回はオーダー家具となる為、修理にはない工程となります。

 

ペーパー掛け、カンナ掛けが終わり次第圧着作業になります。

 

 

圧着用のクランプは沢山の種類があり、用途によって使い分けが必要です。

普段はお店で使っているのはクイックバークランプと呼ばれる物で、グリップを握るだけで圧着してくれるという優れものなのですが今回のオーダー家具にはパイプクランプを使っています。

 

ビンテージ品の多くは長年使われてきた物で、木材も様々な物が使われ柔らかい木や硬い木、変形している物から補修されている物など本当に様々です。

パイプクランプは非常に圧着力があるのですが、強すぎるが故にビンテージ品には向かず無理に圧着しようとすれば折れてしまったり破損の原因となる為、クイックバークランプを使っていたのですがオーダー家具は新たに製作となりますの強力な圧着力が必要となり新たに用意しました。

 

初めて使用しましたが、流石の圧着力です。

 

圧着完了後は塗装を行い完成となります。

 

 

イメージ通りに仕上がりました。

新しく製作をしていますので、ビンテージ感はありませんがデザインやディテールは当時を再現していますので何処と無く雰囲気は出ていると思います。

 

ご依頼があれば修理だけでは無く、オーダー家具も致しますので是非お問い合わせ下さい。

 

それではまた。

 

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長年眠っていた一台

 

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

久しぶりの更新となってしまいましたが、サボっていた訳では無いんです。

内装作業や家具製作を行なっていた為、店舗にいる時間があまり無かった為に更新が滞ってしまいました。

家具製作などは後日、ご紹介させて頂きます。

 

本日はビンテージ市場でも人気のあるシザーランプのご紹介です。

全体的に埃や汚れが酷く長年使われずに眠っていたのだと思います。

これから、本来の素敵な姿へ蘇らせます。

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

長年眠っていたので、サビや劣化が酷く使える物は本体ぐらいです。

ここまでのサビを落とす事は困難ですがなんとか磨いて本来の輝きに戻してあげたいです。

 

取り敢えずは分解しない事には始まりませんので、分解します。

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

パーツ構成はシンプルで、数も少ないです。

アームも分解出来ましたので画像にはありませんがもう少し細かく分解しています。

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

これからサビとの戦いです。

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

如何でしょうか。

メンテナンス前に比べると輝きが全く違います。

ビンテージらしさは無くしたくなったので、バフ掛けなどは行わずサビを磨いて落として手作業でツヤ出しをしています。

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

ソケットは使う事が出来ませんので、同じ形状の物に交換します。

照明用のソケットは素材などの種類は少ないですが、形は非常に多くビンテージ品の修理をする為に色々な物のストックが必要です。

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

全てを組み付けて完成です。

光を反射して元の輝きに戻りましたね。

 

コードは布コードでは無く目立たないようにビニール素材のクリアコードを使用しました。

 

1960年代クロームシェードシザーランプメンテナンス

 

それではまた。

 

商品詳細はこちら→ WL-12 Chrome Scissor Wall Lamp

 

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古き良きベルスイッチ

 

 

1940年代ヴィンテージベークライトベル

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

時代が変われば技術が進歩して使われなくなる物も多くあります。

現代では余程古い建物出なければ玄関に設置されているのはインターホン機能が付いている事が殆どです。

 

ベル機能のみの玄関ベルはとても珍しいですが、店舗などでは後付けする事もできます。

こちらのベルスイッチは、1930-1940年代頃の物でサイズは小さいですがアール・デコらしいフォルムが目を引きます。

 

 

 

1940年代ヴィンテージベークライトベル

 

ベークライト製品は欠けていたり破損していたりする事が多いですが、奇跡的にコンディション良好です。

背面にはしっかりとUSAの記載とEAGLEのロゴも入っています。

 

取り付けは端子に取り付けるだけですが、実際に使う場合はベルが必要となり建物に取り付けるには資格が必要となります。

 

1940年代ヴィンテージベークライトベル

 

ベークライトの重厚な雰囲気はビンテージ空間ととてもマッチします。

たかが玄関のベルスイッチですが、細かな部分にこそ拘る事がとても重要です。

 

それではまた。

 

商品詳細→ EL-5 Bakelite Bell Switch"EAGLE"

 

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現代で使う為に。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

以前からこのタイプのランプを見つける度、かっこいいけどバッテリー式はカスタム難しそうで仕入れをやめていましたが今回は覚悟を決めて現代仕様にカスタムする事にしました。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

まずこの手のバッテリー式の物は基本的に中が空洞になっているので、ソケットを組み付ける事は容易な物のどうやって電球を交換したり取り付けたりするかが課題でした。

発光部と本体は画像にある様にリベット式固定されていますので、外す事が出来ません。

 

そこでリベットを取り外して発光部を加工する事にしました。

電球が入る様に開口をそれぞれ行います。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

まずは一旦分解です。

ここまでなら後戻りが出来るので、じっくり考えましたが他に方法が無いので進めます。

 

手前右の元の左の物はそれぞれ電球の口金部分にねじ込んで固定が可能ですが、電球を取り付ける為には口金を外す必要がありますので取り付けが出来なくなります。

そこで口金が付いているパーツにそれぞれ3箇所穴をあけビスで固定する仕様にしました。

アメリカ式のシェードを固定する3点留めを応用しています。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

位置が問題ないかを確認して口金部分を無くしていきます。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

荒削りですが、とりあえずギリギリの位置で開口していますが本当はもう少し広げた所です。

たた、これ以上広げるとこのパーツが本体に固定出来なくなります。

 

後程、手を切らない様にちゃんと削って磨きバリも取ります。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

後ろから見た状態。

開口しているので、電球を取り付ける事が可能です。

今回スポットライトして使う前提にしていますので、一般的なレフ電球を使って頂く想定の色々なサイズ加工となっています。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

何度も電球を取り付けたり外したりをしながら丁度良い位置を調整します。

コードを取り付けた後はとても大変ですので、必ずコードを取り付ける前です。

 

位置が決まったらコードの取り付けと本体に合わせます。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

しっかりと形にする事が出来ました。

発光部のガラスは元々無く後から取り付ける事が出来ませんでしたので、今回はガラスなしとなります。

 

ガラスが割れたら交換が出来ない仕様だったので、当時はパーツが単体で売られていて丸ごと交換していたのでしょう。

 

1910年代 ヴィンテージロードレイルランタンランプメンテナンス&カスタム

 

完成。

 

それではまた。

 

商品詳細はこちら→ SL-20 Railroad Lamp"Ecolite"

 

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扇風機メンテナンスご依頼"1920s Electric Fan"

 

 

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

ブログなどで修理内容を載せている事で、実際に見ていただいた方から修理やメンテナンスをご依頼いただく事が増えてきました。

本日は1920年代頃の扇風機の作業をご紹介致します。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

今回のご依頼内容は、コード交換、内部、外部クリーニング、3速不動の修理となります。

 

私が今まで作業を行なってきた物は1940年代頃までの扇風機ばかりでしたので、1920年代の物は初めてとなりますので内部にとても興味があります。

コード交換、クリーニングは問題なく可能ですが、3速不動はなんとも言えません。

 

まずは分解しながら各部チェックしていきます。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

グリスはたっぷり残っていてコードも1920年代頃の物でありませんので、以前持っていた方がメンテナンスをしていた可能性が高いです。

ただ、コードの接続やグリスの硬化、内部の埃など実際に使うには不安ですのでやはりメンテナンスが必要です。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

内部のモーター付近は埃などがたまると危険ですので、取り外して綺麗にします。

モーターを外している所ですが、サビの固着が酷く取り外すのに非常に苦労しました。

 

こうなってくると潤滑剤を使いながら叩いて取り外すしか無いのですが、叩く場所や叩き方どんな道具を使うか重要です。

間違えてしまうと破損させたりモーターコイルの銅線が切れてしまいどうにもならなくなります。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

モーターコイルとの接続は切れずに残っていましたが、この部分をこの様に縛ったりする事はあまり宜しく無いので、新しく接続し直します。

このコード交換はとても気を遣う作業で間違った接続をしてしまうと羽がうまく回らなかったり、逆回転してしまいます。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

今回3速が不動との事でしたが、メンテナンス前に確認した所本当に若干動いているので、修理すれば治る可能性がありました。

その為、速度可変用のコイル付近も可能な限り分解をします。

 

ここも断線しない様に細心の注意が必要です。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

分解は完了しましたので、ここから各部磨きいていきます。

磨きはクリーニングとう意味だけではなく、接点を蘇らせるという意味でもとても重要です。

 

 

全体のクリーニングとモーター部分のコード交換が完了していますので、最後の風速調整の修理と速度可変用のコイルへのコード接続を行います。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

一番奥の端子が電源との接続担っています。

それ以外の1-3速までの端子に付いているコイルを取り外して、一つずつ抵抗のチェックや端子に取り付けての電源からの導通など色々な作業が必要です。

 

初期の状態で3速のみなぜか導通しておらず電源から1-2は導通しているという状態でした。

速度可変用のモーターコイルの位置を色々と調整した結果、1-3速動き速度も変わる様に直すことが出来ました。

 

1930年代ヴィンテージ扇風機修理1930年代ヴィンテージ扇風機修理

 

非常に古い為、振動などで若干の異音が出ますが問題なく使える様になりました。

 

これで扇風機のオーナー様のビンテージライフがより快適になったと思います。

 

全ての物が直せる訳ではありませんが、出来る限りの事は行いたいと思いますので大切にしているビンテージ品、アンティーク品のメンテナンスや修理が必要でしたらぜひご相談下さい。

 

それではまた。

 

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壁用からテーブル用へ。

 

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

Unknown Furnitureの商品はアメリカから仕入れをしていますので、日本に届くまでにどうしてもダメージをおってしまう事もあります。

こちらのバスルームランプは、現地で買った際は破損も無くコンディション良好でしたが届いてみたら一部破損がありそのまま使う事が出来ずどうするか悩んでいました。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

アメリカの物はシェードを固定する際に、画像の様にビス3点で固定しる仕様が殆どです。

3点の内1箇所が破損していてもシェードの固定は出来ますが、その分他の箇所に負担が掛かってしまいいずれかは同じ様に破損する可能性がありましたので、本来の壁付け用は危険な為色々と悩んだ結果スタンド型にする事にしました。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

本来は壁付けの為底には蓋なども無くむき出しになっていますので、スタンド型として使うにはベースが必要でしたので新たに用意しました。

このままでは使う事が出来ず何より間に合わせで用意した組み合わせに見えますので、ベースを加工していきます。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

照明のベースとして一番大事なコードの通り道を作ります。

ベースに厚さが無いのでコード用の穴はとても神経を使う加工でした。

少しでも位置がズレれば変な場所に穴が空いてしまい使い物にならないので、位置決めと真っ直ぐに穴を開ける事がとても重要です。

 

色味もこのままではビンテージらしさも無く雰囲気に合いませんので、塗装を行います。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

まずは黒でベタ塗り塗装をしています。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

乾いたらペーパーで表面の塗装を落としていきます。

この部分で仕上げの雰囲気が決まりますので、ただ剥がすだけでは無く1940年代頃から現代まで使われていたイメージで塗装が残っている箇所、剥がれている箇所を決めていきます。

この作業に関しては経験と好みによります。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

最後にワックスで仕上げています。

大分雰囲気が良くなっていますので、これなら合わせても違和感はなさそうです。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

個人的にはバッチリな仕上がりです。

 

1940年代ヴィンテージバスルームランプカスタム

 

サイズもコンパクトで、スペースを取らずに使えますので壁付けよりも意外と需要があるかも知れないですね。

シェードを取り付け無いのであれば、壁付けとしても使う事が可能です。

 

それではまた。

 

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照明メンテナンスご依頼"1930s Bakelite Stand Lamp"

 

 

1930年代ヴィンテージベークライトスタンドランプメンテナンス

 

こんにちは。

Unknown Frunitureのサナシンです。

 

以前に比べてインターネットが主流になってきた事により、色々な物が手に入りやすくなり

古い物も例外なく、個人が海外から入手する事も可能になりました。

 

ただ、入手しやすくなってもそれがちゃんと使える物かの判断は極めて難しいです。

 

1930年代ヴィンテージベークライトスタンドランプメンテナンス

 

こちらの照明は海外でご購入されてコードの交換などのメンテナンスをご依頼頂きました。

メンテナンス内容は、インナーソケット、インシュレーター、コードの交換とクリーニングです。

 

難しい作業はありませんが、主な素材がベークライトの為作業中の取り扱いは要注意です。

 

1930年代ヴィンテージベークライトスタンドランプメンテナンス

 

1930年代頃のアールデコ期の物ですが、コード、インナーソケットからみて恐らくは1970年代頃に一度手が加えられています。

この年代のベークライト製品は欠けなどがある物が多いですが、こちらはコンディションが良好で大切に使われてきた事が分かりますので、これからも長く使える様にしていきます。

 

1930年代ヴィンテージベークライトスタンドランプメンテナンス

 

コンセントプラグ以外はすべて現行品を使いますので、外見は1930年代を維持したまま中身は新品となります。

劣化のあるコードはもちろんスイッチ式のソケットはいずれ不具合が出てしまうので、同じ形の物が手に入るのであれば交換は必須です。

古い物なので、手に入らない場合でも分解して各部の磨きや調整は必須です。

 

1930年代ヴィンテージベークライトスタンドランプメンテナンス1930年代ヴィンテージベークライトスタンドランプメンテナンス

 

コードを通す部分は金属製の為、メンテナンス中や使用時に動いて傷つけてしまい断線の危険がありますので、必ずキズつけ防止のパーツを取り付けます。

今回は穴に直接取り付けるブッシングという透明なパーツを取り付けています。

下部だけではなくソケット側にも取り付けています。

 

1930年代ヴィンテージベークライトスタンドランプメンテナンス

 

完成。

 

Unknown Furnitureではご購入頂いた商品以外の修理やメンテナンスも承っていますので、海外で手に入れたものや長らく使っていてメンテナンスをしたい物

 

それではまた。

 

 

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